なめこの栄養と効果・効能は?加熱しすぎると成分が失われる?

 

 

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「なめこに含まれる栄養成分や効能を知りたい!」

「なめこって、洗ったり加熱していいの?」

この記事では、そんな疑問に答えていきます。

 

 

なめこといえば、独特のヌメヌメですよね。

たまに、箸から滑り落ちて、食べるのに苦戦することも・・・。

 

でも、このヌメヌメこそ、なめこの真骨頂です。

他のきのこには無い、体によい成分がたくさんつまっています!

今回は、なめこの栄養と効能と、調理時の注意について紹介します♪

 

なめこの栄養と効能!ヌメヌメ成分には魅力的な効果が

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なめこには、他のきのこには見られないヌメヌメ成分のムチンなど、多くの栄養・効能があります。

【なめこの栄養成分と効能】ムチン

ムチンは、タンパク質と糖類が結合することによってできる成分です。

なめこのヌメヌメの正体は、このムチンなんです。

 

なめこ以外ですと、オクラなどにも含まれています。

 

 

ムチンは、目の表面や、呼吸器・胃などの表面の粘膜に含まれており、高い保水力でこれらを保護しています。

また、肝臓や腎臓の機能を高めるため、栄養素の代謝や有害物質の解毒作用などの効果が高まります。

 

ムチンを摂取することで、粘膜の機能が整い、以下の効能が期待できます。

 

  • 胃炎・胃潰瘍予防
  • ドライアイの予防
  • 風邪などのウイルスの侵入防止
  • 肝機能・腎機能の正常化
  • 二日酔いの予防

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また、ムチンには、タンパク質の分解・吸収を助ける効果もあります。

摂取したタンパク質を、効率よくエネルギーにしてくれます。

 

タンパク質は皮膚や髪など、わたしたちの体をつくる成分です。

傷ついた細胞を修復する作用があります。

 

  • 疲労回復
  • 夏バテ防止

 

これらにも有効といわれています。

【なめこの栄養成分と効能】コンドロイチン

 

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コンドロイチンは、軟骨・関節・皮膚・粘膜など、体内のさまざまな箇所に存在しています。

それらの部位に水分を与えて、弾力性を高めるはたらきをしています。

皮膚や肌を保水して潤いをキープしてくれるので、アンチエイジング・美容などに効果的です。

 

また、すり減った軟骨を修復・再生し、関節の痛みを緩和する効果があります。

これらの効能を利用したサプリメントも存在しており、健康効果の高い成分として期待されています。

【なめこの栄養成分と効能】トレハロース

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トレハロースは糖質の一種で、きのこ類に多く含まれる成分です。

高い保湿力をもっており、肌細胞を保護することでお肌の乾燥を防ぐはたらきがあります。

ほかにも、腸内環境を整えたり、野菜や果物の鮮度を保持したり、臭みをけしたりといった効果があります。

【なめこの栄養成分と効能】βグルカン

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βグルカンは、きのこ類に多く含まれる成分です。

免疫細胞(マクロファージやリンパ球など)を活性化させ、免疫力を高めるはたらきをします。

 

免疫力が高まると、体外から侵入してきたウイルスや細菌などに強くなり、風邪やインフルエンザなどの病気になりにくくなります。

ほかにも、アレルギーや生活習慣病などの予防・治療効果が期待されています。

 

[char no=”1″ char=”usa”]βグルカンの効能は高く評価されています。たとえば、しいたけのβグルカンの一種「レンチナン」は、抗がん剤に使われています。[/char]

⇒ しいたけの栄養と効能、料理のコツについて

【なめこの栄養成分と効能】食物繊維

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食物繊維は、腸内環境を整え、便通をよくしてくれます

また、食べると胃の中で膨らみ、満腹感を持続させるので、ダイエットに効果的です。

ほかにも、糖質の消化をゆるやかにすることで血糖値の急な上昇を抑え、肥満や糖尿病を予防するはたらきなどがあります。

【なめこの栄養成分と効能】ナイアシン

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ナイアシンは、脂質の代謝を促進するはたらきがあり、中性脂肪やコレステロール値の低下が期待できます。

また、二日酔いの予防にも効果があります。

摂取したアルコールは肝臓内で、頭痛や吐き気の原因となるアセトアルデヒドに分解されます。

ナイアシンは、このアセトアルデヒドを無毒化するのをサポートしてくれるのです。

なめこを調理するときの注意

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調理する際に気をつけたほうがよいことを、いくつかご紹介します。

なめこを洗いすぎないこと

なめこに含まれるムチンは水溶性の成分なので、水洗いをしすぎると成分が溶けてしまいます。

洗う際は、さっと流す程度にするのがおすすめです。

なめこを加熱しすぎないこと

なめこに含まれるムチンは加熱に弱く、70度を超えると効能が落ちてしまいます。

汁物などに入れるときは、最後のほうになめこを入れるようにして、さっと加熱するだけにしておくのがおすすめです。

まとめ

[char no=”2″ char=”kuma”]なめこのヌメヌメってすごいんだねぇ。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]粘膜保護や肝機能の向上など、効能豊かです。夏バテ予防に効果的ですよ![/char] [char no=”2″ char=”kuma”]あのヌメヌメがちょっと苦手だったけど、健康や美容にいいみたいだし、味噌汁に入れてみようかな。[/char] [char no=”1″ char=”usa”]それがおすすめです。水溶性の成分が多いので、汁ごと食べられる味噌汁やスープ、なめこ蕎麦などがおすすめですよ![/char]

 

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しいたけ、まいたけ、しめじ、エリンギ・・・などなど。

色んなキノコについて記事を書いています。

 

きのこの栄養と効能 記事まとめ

 

 

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