梨の栄養と効能について

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我が家の庭では、トマト、きゅうり、なす、インゲンなどが育っています。夏の収穫時期が楽しみです。

実は、それ以外にも、すくすく育っているものがあります。梨です。正確には、洋なしです。毎年、秋ごろに収穫します。そのまま生で食べてもいいし、コンポートにしてもおいしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は、についてご紹介したいと思います。みずみずしく、爽やかな甘さで、秋の定番フルーツとなってますよね。

ほとんどが水分で、栄養素の含有量はそれほど多くはありません。しかし、たくさんの種類の健康によい成分が含まれています。

では、梨の栄養と効能について、見ていきましょう。

 

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梨の歴史

梨は、中国が原産です。日本では、弥生時代の頃から食べられていたとされ、弥生時代の遺跡である登呂遺跡からは、種子などが見つかっているそうです。

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かなり昔から食べられていたんですね。

梨の栄養

梨は、とってもみずみずしいですよね。それもそのはず。梨の9割近くは水分なんです。ビタミン類は少ないものの、さまざまな栄養素が含まれています。
以下、代表的なものをご紹介します。

アスパラギン酸

アミノ酸の一種です。アスパラガスから発見されたそうです。疲労回復に効果があり、栄養ドリンクなどにも利用されています。

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ソルビトール

甘く冷涼感のある糖アルコールです。果物のなかでも、梨には多く含まれています。

プロテアーゼ

タンパク質を分解する消化酵素です。

カリウム

ミネラルの一種。細胞の浸透圧を調整します。

梨の効能

梨の効能について、代表的なものをご紹介します。

解熱作用・咳止め

梨に含まれるソルビトールなどには、解熱作用、咳止め効果があるとされています。

また、梨に含まれるカリウムにも、体の熱を下げる効果があると言われています。

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消化促進

梨に含まれるプロテアーゼは、タンパク質を分解します。梨を食べることで、消化促進になります。

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また、お肉が柔らかくなることから、肉料理にも使われることがあります。

 

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高血圧防止

梨に含まれるカリウムアスパラギン酸は、体内の過剰なナトリウムを排出するはたらきがあり、高血圧の防止にに効果的です。

また、カリウムは、汗と一緒に流出します。とくに、汗をかきやすい夏は、体内のカリウムが不足しがちです。梨を食べることで、失われたカリウムと水分を、効率的に摂取することができます。

便秘解消

梨に含まれるソルビトールには、便を柔らかくしたり腸の動きを活発にするはたらきがあり、便通をよくさせる効果があると言われています。

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むくみの改善

梨に含まれるカリウムは、むくみの原因となる過剰なカリウムの排出を促進し、体内の水分バランスを適切に保ちます。

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二日酔いに効く

梨に含まれるアスパラギン酸には利尿作用があり、尿によるアルコールの排出を促進します。

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疲労回復・夏バテ解消

梨に含まれるアスパラギン酸は、疲労回復、夏バテに効果的です。

アスパラギン酸には、以下の効能があります。

  • 有害なアンモニアを体外へ排出。肝臓を保護する
  • 中枢神経において、ストレスへの抵抗性を高める
  • 筋肉や内臓のもととなる、タンパク質の合成を促進
  • 各種ミネラルと結びつき、エネルギー代謝を促進

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まとめ

今回は、なしの栄養と効能についてご紹介しました。

梨の栄養素

  • アスパラギン酸
  • ソルビトール
  • プロテアーゼ
  • カリウム

梨の効能

  • 解熱・咳止め
  • 消化促進
  • 高血圧防止
  • むくみの改善
  • 二日酔い
  • 疲労回復・夏バテ解消

水分がほとんどで、栄養素の含有量は少なめです。

しかし、アスパラギン酸など、有効な成分は多く含まれています。

千葉県船橋市に、エネルギッシュな梨のゆるキャラがいますが、もしかしたら、梨のパワーが影響しているのかも・・・しれません。

 

 

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