
とうもろこし、大好きです!適度な甘さと、みずみずしさ。このバランスが絶妙です。
オーソドックスに、ゆでて食べるのもいいし焼きとうもろこしにするのもいいですね!バーベキューで焼いたりとか。コーンをサラダに添えるのもいいしコーンスープにするのもいい。
記事を書いているだけでも、幸せな気分になってきます。。
さて、そんなとうもろこしですが、心配なのが、カロリーです。だって、甘いですからね。
今回は、とうろもこしのカロリーと栄養素について、ご紹介します。
とうもろこしのカロリーと栄養
とうもろこしは、分類上は野菜ですが、栄養価が高く、エネルギー源となります。中南米や東アフリカ諸国では、主食としてとうもろこしを食べているそうです。でも、カロリーが高いとなると、ちょっと気になりますよね。ダイエット中は、とくに。
そこで、カロリーと炭水化物量についてごはん、さつまいもと比較してみました。
◆エネルギーと炭水化物の比較(可食部100gあたり)
ごはん | さつまいも | とうもろこし | |
エネルギー (kcal) | 168 | 131 | 92 |
炭水化物(g) | 37.1 | 31.2 | 16.8 |
引用:カラーグラフ食品成分表(五訂) (実教出版)
主食として食べられることの多いごはんや、甘いさつまいもと比べると、とうもろこしのカロリー・炭水化物量はそこまで多くありません。甘さのわりには、カロリー少なめですね。
たしかに、他の野菜と比べると、高めですが、そのぶん、ビタミンやミネラルなど、豊富な栄養を含んでいます。
以下より、とうもろこしに含まれる代表的な栄養素をご紹介します。
ビタミンB群
とうもろこしには、ビタミンB1、B2などのビタミンB群が含まれています。これらは、糖質や脂質をエネルギーに変えたり、老廃物を代謝したりといった働きがあります。疲労回復に効果があり、今の季節だと夏バテに効果があります。
ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用があり、不調のもととなる、過剰な活性酸素を除去する働きがあります。抗酸化作用は、お肌の老化を防ぐとも言われており、美容にもいい成分です。
葉酸
野菜のなかでも、とうもろこしには葉酸が多く含まれています。葉酸には、細胞の分裂や増殖、赤血球の生成などを促進するはたらきがあります。
このため、胎児にとっては特に必要な栄養素で、妊娠時には、十分に摂取することが必要といわれています。
脂肪分解酵素リパーゼ
とうもろこしには、脂肪を分解する酵素のリパーゼが含まれています。内臓脂肪や、皮下脂肪を減少させるはたらきがありますので、ダイエット中の方におすすめです。
食物繊維
とうもろこしの粒の皮には、セルロースという食物繊維が含まれています。そして、なんとセルロースは、消化されません。人間には、セルロースを消化する酵素が無いそうです。
ちょっと汚い話になりますが・・・とうもろこしを食べた後にトイレで用を足したとき、皮が消化されずに残っていることってありませんか?あれは、体調不良による消化不良とかではなく、そもそも人間は、とうもろこしの皮を消化できないんです。
さて、消化されないまま大腸までたどり着いたセルロース(とうもろこしの皮)は、腸を刺激します。また、水分を含んで膨張します。
これらの働きにより、大腸の動きを活発させ、便通をよくしてくれるのです。
まとめ
今回は、とうろもこしのカロリーと栄養素についてご紹介しました。
野菜類の中では、カロリーが高いほうですが、ごはんなど、他の主食と比較すると、カロリーは低いです。
また、代表的なものとして、以下の栄養素を含んでいます。
- ビタミンB群
- ビタミンE
- 葉酸
- 脂肪分解酵素リパーゼ
- 食物繊維
夏は、とうもろこしの収穫時期。おいしいとうもろこしが、店頭に並びます。
いろんな料理に使えると思いますので、この夏、とうもろこしを存分に楽しみましょう!
↓夏が旬の食材を、たくさん紹介しています。コチラも合わせてどうぞ!↓ 夏の食材 効能記事まとめ